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仮想サーバーを作成する

さあいよいよアマゾン上に仮想サーバーを立ち上げてみます。アマゾンでは仮想サーバーの事をインスタンスと呼んでいます。インスタンスを作成するには元になるAMIが必要です。AMIとはAmazon Machine Imageの略で、お手本になるテンプレートであり、それをコピーしてインスタンスというサーバーの実体を何個でも作成できるわけです。

まず左側のナビゲーションのInstancesを選択します。

画面中央上部のをクリックするとRequest Instances Wizardというウィンドウが出てきます。

次にというタブをクリックします。 左側のプルダウンボックスはAll Imagesにしておきます。その右のテキストボックス内にami-2e60ca2fと入力します。しばらく待つとすると数多く表示されていたAMIの中からami-2e60ca2fというAMIだけが表示されます。もし表示されない場合にはResionが正しくAsia Pacific (Tokyo)になっているか確認して下さい。

このAMIはサイレントシステムで作成した、すでにZABBIXをインストールしてあるLinuxサーバーのAMIです。このAMIを利用すると一切のインストール作業が不要になり、すぐにZABBIXが利用可能なLinuxサーバーを利用できます。こうした簡便さがAWSのAMIの大きな利点だと言えます。次に右にあるというボタンをクリックします。

次の画面では、作成する仮想サーバーの詳細なスペックを決定します。ここで大切なのはInstance Typeで必ずMicro (t1.micro, 613MB)を選択する事です。Microインスタンス以外では無料特典を利用できません。

をクリックするとAdvanced Instance Options画面になりますが、なにも触らずデフォルトのままでをクリックします。次の画面は、これから作成するインスタンスに名前をつける画面ですが、今は不要ですのでをクリックします、次の画面はインスタンスにSSHでアクセスする際のKey Pairsを指定する画面ですが、SSHでアクセスする必要はありませんので、を選択してをクリックすると、セキュリティーグループを設定する画面になります。セキュリティーグループとは簡単に言うと仮想ファイアウォールです。ここではdefaultのセキュリティーグループが選択されている状態ですので、そのままを押します。今まで設定した内容が一覧で表示されます。

必ずInstance TypeがMicroになっているかどうか確認して下さい。最後に画面下にあるをクリックすると、インターネット上に自分専用のサーバーが用意されます。尚サーバーが稼動を始めるまでは1分ほど時間がかかります。とりあえず今はをクリックしてウィンドウを閉じます。

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