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1年間の無料特典期間について

今回はAWSの無料特典をフルに利用します。しかし無料とはいえAWSの利用の際にはクレジットカードの登録が必要です。無料なのにクレジットカード番号が必要なの?とお考えの方もいると思います。これはAmazonが新規アカウント登録者を増やすためのキャンペーンとして、新規にアカウントを登録したユーザーに対して1年間の無料特典を与えているので、現時点ではたまたま無料なのであって、無料特典期間が終了したら本来のAWSの課金が開始されます。その時の課金のためにクレジットカードを登録する必要があるわけです。

しかしどうかご安心下さい。この解説のクラウドセンシングの体験が終了した時点で、作成したサーバを消去してしまえば、もう課金される心配はありません。サーバの消去はコンソールのInstances画面でサーバの名前を右クリックしてTerminateを選択するだけですので極めて簡単です。

本来のAWSのレンタルサーバーの料金はRegionがTokyoであれば一ヶ月あたり約1550円です(US Eastなら約1200円です)。まあ考えてみれば自前で回線費用と電気代とPCの購入金額を負担する事を考えると、決して高いものではないとは思いますが、1年間の無料特典期間が終了する前に、忘れずに今回作成した仮想サーバーを消去(Terminate)しておかなければ、1年後から正規の課金が発生しますので、くれぐれも忘れないようにして下さい。どちらにしろ短期間の実験的な運用であれば、この無料特典は極めてありがたいので、積極的に利用してもバチは当たらないと思います。

Amazonでは、この無料特典キャンペーンを予告無く終了するとアナウンスしています。しかしどうかご安心下さい。仮に無料特典キャンペーンが終了してしまったとしても、いきなり有料の課金が開始されるわけではありません。それまでに新規にアカウント登録をして無料特典の権利を取得したユーザーには、権利の取得後1年間の無料期間が保証されると規約に記されています。ですから安心して新規アカウントを取得して無料特典での利用を開始して構いません。むしろこの無料特典キャンペーンが終了する前に、是非この機会にAWSの新規アカウントを登録して特典を享受しても損は無いと思います。

もしこのキャンペーンが終了した後に、このサイトを訪れた方は、残念ながらこの解説に添って無料でクラウドセンシングの実験は出来なくなります。しかし仮にAWSの正規料金を支払ったと仮定しても、AWSの課金は1時間単位ですので、仮に1日24時間ずっと使用しても、RegionがTokyoであれば僅か50円強(US Eastなら40円弱)です。数日間ちょっとクラウドセンシングを実験してみるだけであれば、総額は150円程度なので、そう神経質にならなくても良いかと思います。どちらにしろAWSは安価で手軽なレンタルサーバーである事に変わりありません。

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