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まずクラウドセンシングを体験してみよう
センサーボックスSB-1を
購入しなくても、サイレントシステムに設置してある公開用SB-1の計測データを使って、
クラウドセンシングの世界を体験する事ができます。この解説を一歩ずつ進めていけば、約1時間ほどでクラウドセンシングの体験が可能です。また
自分のSB-1を購入した方は、この解説を読めば、すぐに自分のSB-1を利用したクラウドセンシングを開始する事ができます。
クラウドセンシングとは、従来までのローカルなデータロギングシステムとは異なり、
・クラウド上にあるサーバから
・各所に設置したセンサーの値を取得して
・データベース内にデータを蓄積しグラフ化などの処理を行い
・サービスとして多くの方々にその結果を提供するシステム
だと言えます。
サイレントシステムではSB-1の購入の前に、無料で気軽にクラウドセンシングを体験して頂く為に、Amazon Web Serviceを利用したクラウドセンシングの事例を紹介しています。
Amazon Web Service(以降は
AWSと略します)は米国Amazon社が提供しているレンタルサーバーサービスです。AWSの大きな特徴は
・通常のレンタルサーバーは月単位の課金ですがAWSは1時間単位で課金
・面倒な見積・申込みは一切不要で、Webからの操作だけでサーバ構築を完了できる
・Amazon Machine Image(AMI)という仕組みで構築済サーバがすぐに利用可能
・新規ユーザーには1年間の無料特典が与えられる
この解説では、AWSの新規ユーザーの
無料特典をフルに活用して、無料でサーバを立ち上げてクラウドセンシングを体験する方法を順を追って解説します。全体的な手順は以下のステップになります。
・AWSにアカウント登録を行う
・Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)サービスの利用を申し込む
・ブラウザでAWS Management Consoleにアクセスする
・サイレントシステムで準備したAMIを雛形にして仮想サーバを作成する
・ファイアウォールの設定を行い、HTTPを通過させる
・ブラウザで仮想サーバーにアクセスしてZABBIXの設定を行う
・サイレントシステムの公開用センサーボックスを登録し、温度・湿度グラフを表示させる
という手順になります。一見面倒に思えますが、この解説に従ってステップバイステップで進めてもらえれば、
約1時間程度でクラウドセンシングを
無料体験できます。どうかあせらずにゆっくりと作業を進めてもらえれば幸いです。
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