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クラウドセンシングとは何ですか?

クラウドセンシングとは、従来までのローカルなデータロギングシステムとは異なり、
・クラウド上にあるサーバから
・各所に設置したセンサーの値を取得して
・データベース内にデータを蓄積しグラフ化などの処理を行い
・サービスとして多くの方々にその結果を提供するシステム

だと言えます。

従来よりセンサーによるデータ収集が行われてきましたが、従来のデータ収集システムはデータロガー内にデータを蓄積する場合が殆どで、収集したデータを定期的にパソコンに取り込み処理するというスタイルがポピュラーでした。一部ではLAN経由でデータをリアルタイムに収集してパソコン上のアプリケーションで処理するという方式も利用されていました。

サイレントシステムのセンサーボックスSB-1は、クラウド側からデータを収集する事を念頭に置いて設計されていますので、面倒な設定が不要で簡単にクラウドセンシングが実現できます。クラウドセンシングとは、クラウド上にあるサーバーから各所に配置したセンサーの計測値を取得し蓄積して、データを処理する方式全体を指します。

クラウドセンシングの特徴としては
・計測データはクラウド側に一括して保存されるので信頼性が高く管理が容易
・センサー側に停電などのトラブルがあっても計測データはクラウド側に保持される
・可視化したデータはブラウザを利用して誰でも簡単にアクセスが可能
・データをマイニングして得られた情報を元に新たなサービスとの連携が可能

しかし反面
・クラウド上に常時稼動しているサーバーが必要になる
・データを可視化するサービスを準備する必要がある

という課題も解決していかなければなりません。幸いサイレントシステムではこうした課題に対して有効な解決策を準備しています。その内容に関しては次をご覧下さい。

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